P.Z.L P37 Los
個人的感想 キット付属品
組易さ
総合
50点
60点
フィギュア:無し

ミラージュ  1/48 「P.Z.L P38 Los」(読み:ロス、ウォシュ等)

ドイツ軍侵攻時に配備されていたポーランド空軍の主力爆撃機。
ポーランド空軍の組織的行動が難しくなった後は、当時の同盟国であるルーマニアへと送られ、
ポーランド戦終了後はドイツ軍やルーマニア軍によって使用されています。

AD大戦略では鹵獲した本機が長い足を活かして大活躍した記憶がございます。

<キット内容>
あくまでヘタレモデラーである私の基準ですが、結論から言うとこれは
「ク○キット」です。

↓以下、ウンコ部分を列挙。
☆全体のイメージとしては1/144ぐらいの解像度を、そのまま引き伸ばした感じ。
☆パーツ表面は梨地で、気になる人はツルピカ処理に地獄を見そう。
☆大きいパーツの継ぎ目には総じて大き目の隙間、段差が生じ、機首の窓を含むクリアパーツも同様で泣ける。
☆細かい部分を見るとパネルライン等、資料など持っていなくても明らかにオカシイ箇所多数。しかもライン引き直した跡もある。
☆2タイプ選択可能だが、説明書は完全ポーランド語表記なので、文字から内容を推測することは不可能。(これは本人次第ですねw)
☆「イラストを見ながら作っていけばイイ!」などと思っているほど詳細な指示はなく、別途資料が無いと「は?」の連発は必至。
☆何が理由か分からないが、キット価格が異常に高い。(3000円でも高いぐらいの内容)

とまぁ、簡易インジェクションキットなどをラクラク仕上げてしまう熟練モデラーならちゃんと完成させられると思いますが、
自分のようなヘタレではこの有様。 

<追加工作>
機関銃口を開口。
シートベルトは適当に自作。
あちこち豪快にパテ埋め。

<言い訳>
正直、今作は形になっただけマシという感じなので、これから作る方は参考にしないで下さいw
特にデカールの位置はかなりズレている部分があるので、資料写真で確認してください。(機体側面の「K」の位置等)

<簡易データ>
生産時期:1938年春 生産総数:約100機
最高速度:445km  航続距離:1.500km   乗員:4名  
武装: 爆弾総重量2.580kg  7.7mm機銃×3