E-25
個人的感想 キット付属品
組易さ
完成度
総合
85点
??
75点
フィギュア:なし
履帯:連結式orベルト式
他:P.E

トランペター 00383 「E−25」

大戦後期、ドイツ軍では乱立する戦闘車両の生産ラインや部品の共通化を図り、生産性やメンテナンスをスムーズに行えるよう、主力となる戦闘車両を「Eシリーズ」として用途ごとに規格化する計画を立てていました。 しかしながら戦局の悪化が著しい時期に新たな生産ラインを敷くのは困難で、結局Eシリーズはどの車両も完成していません。 
W号駆逐戦車の完成系とも言える本車は、試作車が組み立てられている途中で終戦になっているようです。

Eシリーズの内訳は「E100」「E75」「E50」「E25」「E10」となっており、各数字は重量を現わしています。 

<キット内容>
いわゆる架空戦車となる本車、キット化するメーカー側も図面資料しかないワケですから、まさにトランペッターが完成させたと言えるでしょう!(笑

で、組み立てキットとしての出来具合は「やっぱトラペやなぁ…」という感じ。
そこそこのモールドに、そこそこの合い具合、そこそこの再現度など、
全てにおいて「そこそこ」であります。。。

車体上面は対空銃塔型(本作)とハッチ型が選べますが、この対空銃塔はなんとも中途半端な出来で、照準孔が開口しておらず加工する必要があります。
また、車体後部のエンジンデッキも2種類から選べます。
フェンダーやエンジングリルにはエッチングが用意されており、そこそこ意欲的ではあるのですが、主砲は中心が出てないわハッチ類も隙間ができるわで、各パーツの精度は期待してはいけません。

<追加製作>
主砲をクレオスのW号駆逐戦車ラングより流用。
 
<簡易データ>
武装(予定):75mmPAK42 L/70×1 7.92mm機銃×1