災いの谷



ファインM 「九五式軽戦車」「くろがね四起」 

西住姉妹を引き裂いた、あの災の谷に今度は福田車が凸撃!
黒森峰の時は暴風雨で荒れ狂っていた川も、平時はこんなに穏やか。
さて、福田達の運命や如何に。。。


<キット内容>
ファインモールドからリニューアルされた「九五式軽戦車」と「くろがね四起」を使用。
両キットとも組み立て易く、特に「くろがね四起」は他社のキットと比較して、正確なフォルムとなっており、細かい所は省略されていますが、そこは腕の見せ所と言えるでしょう。(今作は素組み)

<追加製作>
「九五式軽戦車」は情景ベースに収めるため、車体前部を切断。
履帯はカステンを使用。

<情景ベース>
スタイロフォームで直接地形を作って、石粉粘土で表面を固め、その上から水で解いた石膏を筆塗りしテクスチャを付けています。最終的な塗装はアクリル絵の具とパステル粉を混ぜた物を臨機応変に筆塗り。

上面の道路部分は、陶芸用粘土の粉をアクリル溶剤で溶いて塗り、小石等は、同じ材料を水溶きボンドで固めた物を砕いて、バラ撒いています。
小石や草の接着にはリキテックスのマットメディウムを使用。

川はクレオスの「情景用透明シリコーン」を使用しましたが、よほど透明度に拘りがない限り、粘土やパテなどによる造形の方がラクかと思われます。

<フィギュア>
3人ともエポパテによるフルスクラッチ。
助手席の寺本が持っている受話器は、タミヤの「日本陸軍将校セット」付属の物を使用。
無線機本体はファインM「九七式軽装甲車テケ」に付属の物を加工して搭載しています。

<簡易データ>
水場は浅くても危険。