ダイドー級軽巡洋艦 ナイアド
個人的感想 キット付属品
組易さ
総合
70点
90点
エッチング
デカール

フライホーク FH1112  1/700「ナイアド」


某、大〇略の影響か強力な防空巡洋艦のイメージが強いですが、実際にはそうでも無かった模様。


【艦歴をザックリ説明】
ちょこちょこと対独作戦に参加し、そこそこ無難に仕事をこなす。
1942年3月9日、地中海にて伊艦追撃のため旗艦として出撃するも誤報で空振り。
帰投中の11日に独逸のU-565から雷撃を受け沈没。


<キット内容>
自身2つ目のフライホークキット。
やはり今キットも難易度は高めで、プラモデル初心者の方には全くお勧めできません(笑)
今作は通常版キットですが、更なるディテールを望む猛者には豪華版も用意されています。

制作の際は、構造をよく理解して組み立て順を自分で考えて進めないと面倒な事になります。
キットそのものの出来は良いのですが、例によって細か過ぎるパーツ分割もあり人を選びます。
また、フライホークのエッチングはアオシマなどの純正品より薄く細かいため、ピンセットで掴む力加減だけで簡単に変形してしまいます。故に、手摺りやレーダーなどのエッチング加工は、そこそこ慣れていないと地獄。


<問題点>
当たり外れではありますが、プラが回り切っていないパーツが数点ありました。


<感想>
全体的に各パーツの解像度が高いので、爆雷などモールドが甘いパーツはそのままだと手抜き感が際立ってしまいます。
迷彩塗装は概ねマスキングで吹き付けて、砲塔など面積が小さい部分は筆塗り。
例によって、時間をかけて真剣に作るなら「達成感を味わえるし、鑑賞価値もあります」
逆に、適当にサクッと完成させるという選択肢はありません。


<追加工作>
☆豪華版の組説写真を参考に、あちこち自作デッチアップ。
☆旗竿、空中線支柱など、伸ばしランナーに置き換え、または追加。
☆空中線はモデルカステンのメタルリギング0.15を使用。(一部、伸ばしランナー)


<簡易データ>
就役: 1940年7月
同型艦: 11隻
最高速度: 32.2ノット
乗員: 480名
兵装:13.3cm連装両用砲×5基、 4連装ポンポン砲×2、×3、12.7mm4連装機銃×2、53.3cm三連装魚雷×2、爆雷投下台×1