Pz.KpfwTAusf.A
個人的感想 キット付属品
組易さ
完成度
総合
80点
90点
85点
フィギュア:2体
履帯:カステン可動式
他:P.E

トライスター 003 「T号戦車A型」

第一次大戦後、敗戦国となったドイツでは戦車や航空機、潜水艦などを軍隊が保有する事を禁止され、本車は厳しい監視の下「農業用トラクター」として秘密裏に開発生産され、1935年の「再軍備宣言」により一斉に姿を現し世界を驚かせています。 とは言え、もともと訓練用として開発された本車は戦闘能力が低く、V号、W号といった本命戦車が揃うまでの「穴埋め的役割」というのが表向きではありますが、ポーランド侵攻時には数の上での主力戦車となっています。ポーランド戦終結後は無線指揮車、弾薬運搬車などに改造され、戦車型も主に後方任務に就いています。

<キット内容>
マフラーカバーがエッチングになっている他、モデルカステンの可動式履帯が付属。 OVMには若干の不満が残りますが、許容範囲。 前照灯がクリアパーツでない点も惜しまれます。
※現在は完成度の高いリニューアル版が発売されています。

<追加製作>
各クランプ部にハンドル追加。(アベール35A20)
透明プラバンで前照灯レンズを追加。 排気口を開口。

<簡易データ>
生産時期:1934〜36 総生産数:818輌
最高速度:37km
乗員:2名
武装:7.92mm機銃×2