Pz.KpfwU Ausf.L 'Luchs'
個人的感想 キット付属品
組易さ
完成度
総合
80点
80点
80点
フィギュア:1体
履帯:連結接着式プラ製



ICM 「U号戦車L型 ルクス」

本車は、ある程度の火力と防御力を備えた「偵察車両」として1939年から開発が始まっていますが、独ソ戦開始により「強力な戦闘用車両」の開発、生産が優先されたため、生産開始は1943年9月まで遅れ、既に防衛戦へと傾向いていたドイツ軍では軽戦車など作っている余裕も活躍の場も無く、100輌ほどの生産で打ち切りとなっています。

<キット内容>
特に問題も無く繊細で、東欧製の嫌なイメージを払拭するキットです。
ただ、タミヤで組み慣れている方は若干手間取る所もありますが、全体的なパーツの出来も良いです。
また、ICMだけあって付属フィギュアは精巧に出来ており、ヘッドホン等もキレイに再現されています。(要、真鍮線)

※現在はタスカから精巧なキットが出ており「星型アンテナ」なども再現されているので、価格差が気にならないならそちらがオススメ。

<追加製作>
ジェリカンをタミヤ製に変換。(ラック自作)
砲身をファインM「品番MG-12」に変換。

<簡易データ>
生産時期:1943年〜44  生産総数:100輌
最高速度:60km
乗員:4名
武装:20mm機関砲×1、7.92mm機銃×1