「ドラだトラ×2」だのと1/35は大陸メーカーが押せ押せの時代、
やっとタミヤが神風を吹かせました。(2005年現在)
精密大容量の大陸強豪に対し、スッキリ組み易いタミヤ。
それでいて何ら遜色ない出来具合はやはり神??
(フィギュア、マズイけど・・・)
まずは噂の可動式サスペンション。
一番前と一番後ろの転輪にバネを仕込むようになっており、中間の転輪はフリーになっています。これに伴いベルト式のキャタにもピッチに若干の余裕があるのでキャタ装着後、パンパンに張らないようになっています。
:D社のキットだと、この辺りで「ムキー!」となる事が多いんですがここはタミヤ、サクッと収まってくれます。(2005年現在)

:車体内部もハッチオープンで見える範囲はカバーしてくれてます。初期V突はハッチがデカイので嬉しい配慮でございます。
って感じで、土日で下地塗装まで行けます。(素組みの場合)
OVMにもう少しこだわれば決定版と言えるキットです。
(でもやっぱりフィギュアは・・・)
<総括>

フィギュア以外は良いキット。

ドラゴンのV突に不満があった人には嬉しい一品です。 
ただ、「タミヤならまだやれる!」と感じる人も多いのでは?
V突ファンならずとも、これからAFV模型を始める人も含めて、作ってみる価値はアリです。

追伸:
2007年現在ではドラゴン社が怒涛のNEWリリースを進めており、
このレビューが当てにならない場合もあります。