いやぁ、最近のキットは素晴らしい出来でございまして、
塗装さえ出来れば誰でも手軽にカッチョイイ戦車が作れます!
イイ時代です・・・あれから40年! ではなくて(´▽`;)ゝ
よそ様のサイトでは塗装法や製作法なんかを丁寧に紹介しているので
逆に適当極まりない大雑把な塗装法を紹介します。
今回のモデルは、このドギツイ「緑」で有名なスタートのキット。
車体パーツはT-40の流用なので、増加装甲やリベットなど
ゴソゴソとイジっています。
天気の良い日を見計らって屋外で缶スプレー。
私は、安くて量が多いので市販のラッカースプレーを使用。
底面と足回りにシュッシュッと吹きます。

コイツは模型用と違って、ドバッっと出るので、予めダンボール
等に「試し吹き」をして感覚を練習しておきましょう。
多少のハミ出しは全く気にしません。
左:ラッカーが乾いたら、車体の上面からサーフェイサーを
  吹きつけます。 この時、ハイライトを付けるイメージで吹くと
  後の仕上がりが楽になります。

右:乾燥させている間に作業台を片付けて・・・
アクリル塗料をエアブラシで車体の「影」やエッジの部分に
吹きつけ、平面部分はワザと「シミ」や「ムラ」が付くようにします。

今回はタミヤの「ハルレッド」と同色に「Fブラック」を混ぜたモノの
2色を使っています。
左:フィールドグレーを薄めて吹きつけてます。
  この辺は個々の好みによるのですが、私はもう少し
  「茶色っぽい」緑が好きなので、右のように更に上から
  かなり薄めたオリーブドラブ×スカイを吹きました。
左:足回りの汚しに入る前にラッカーのシルバーを筆で
  チョロチョロっと擦傷を付けておきます。
  先にこの作業をやっておいた方が仕上がり時に自然に
  見える気がするんです。

右:さて、汚しの主役はやはり「パステル」でございます。
  大体、写真の3色で足回りの汚しを表現します。
左:粉末にした1色を溶剤か水で溶いて、筆でベタベタ塗ります。

右:乾かない内に(時間勝負)直接粉末をまぶしていきます。
  この時に数色をまぶすと、自然な感じに仕上がります。
左:まぶしたパステルを乾いた筆で叩いたり、綿棒で擦ったりして
  メリハリを付けていきます。(擦り過ぎると塗装もハゲます)

右:後は、車体にチッピングを書き込んだり、シンナーでウォッシング
  したりで完了! (そこも教えろ? ・・・適当っす。)

完成ギャラリー