「クルセイダーMk3(ローズヒップ仕様)

ガルパン劇場版で華々しくデビューした「ローズヒップ」。その愛車を作ります。
足:

普通に作る分には必要ない加工です。
今回はサスをいじるので可動するよう改造しました。
こんな感じ。
ハッチ裏:

ハッチを開けるので内側を再現します。
ペリスコープの取り付け部の縁を、プラペーパーで切り出し。
ペリスコープ自体はAFVクラブの「チャーチルガンキャリア」に付属していた余りパーツを流用。砲塔のペリスコープも同キットから取れます。
シリンダ状の棒は、真鍮パイプを組み合わせて再現。先端部は適当なプラ材でそれっぽく。
車長側。
かなりの憶測が入っています。
砲手側。
無線機:

ハッチを開けると豪快に内部が見えるので、とりあえず無線機だけは自作。
資料は「No.19 RADIO」とかでググると結構出てきます。
照明灯:

砲塔右側の照明灯は、キット指定の位置ではなく、本来の取り付け位置であるクラッペの真横までずらします。
また、こうしないと聖グロの校章が入らないので、必ずやりましょう。
雑具箱:

蝶番はエデュアルドのP.Eを使用。
スコップの固定金具は、元のパーツを加工してそのまま使用しています。
砲尾:

画像の時系列が前後しますが、主砲を内部で15mm程切り詰めています。
本来の砲尾の位置は砲塔リングの中央辺りのようで、キットは対戦車砲タイプをそのままモデルにしているようで、長いんですね。
エンジンデッキ:

右側のフタの向きは、再現が難しく一番目立つ箇所です。
単純にフタの向きが逆さなのですが、ガルパン仕様は左右とも同じ向き。

中央のジャッキ固定具はあまり気にしなくてもイイと思います。
今回は「お湯丸(型想い)」で型を取って複製を試みます。
光硬化パテも試しましたが上手くいかず、結局、使い慣れたエポパテで複製しました。
鍵穴は伸ばしランナーを突っ込んで再現してます。
排気管:

資料写真とガルパン設定を確認しながら再現。
フェンダー側の防護カバーはプラペーパーで自作。
そのままでは上手く角度が付かなかったので、フェンダーをガンガン削りました。
箱:

車体後部左側の箱。
キットの物はかなりアレなので自作。
車体後部:

ルーバー両端の固定ボルトを追加。

尾灯(仮)も自作して追加。
ローズヒップ車はレンズが赤色です。
フェンダー:

キットのような突起は本来無いもので、当然ガルパン仕様でも無いので、点線でカットして真っ直ぐにします。
これでも本来の形状にはなりませんが、個人的には拘る必要はないかと思います。
前照灯:

キットの物はダメなので、タミヤの「セントー」から複製(両脇の小さいヤツも)。

完成ギャラリー

<感想>
当時の名キットも、今やあちこち間違いだらけ。
手を加えるにしても、結構な大手術になるのでオススメは出来ません。
イタレリキットの入手難度を考えても、タミヤのヨンパチを選ぶのが無難。