決定版!タミヤのルノーUE

もっと決定版にする。


長い間、ミラージュ社のキットしかなかったルノーUEにタミヤの神の手が差し向けられ、「おいおいフランスブームでも狙ってるのか?」と思わせながら、やはりドイツに帰って行った2009年。

ともあれ、この決定版キットの不足分を、CMKのアフターパーツを使いながら、ワタクシの貧しい情報力と、いい加減な技術で、もっと決定版にしてみたいと思います。
一気に進んでおりますが、内装のメインである機械部分はこのような感じ。
レジンパーツの扱いは組み立てよりも切り出しが大変なので、薄刃のクラフトノコは必須アイテムとなります。
接着にはゴム系ボンドや瞬間接着剤を使用。
アフターパーツのクセにまさかの足らず。

シフトレバー(白い玉の方)は外から見て目立つ部分なので、気合で再現してあげてください。
内装を埋めると、元のパーツも加工が必要。

矢印部分は干渉するので、収まりを見ながらカットしていきます。
車内の機械部分はレジンパーツでフォロー出来ますが、車体の側壁はダンプアップ装置しかパーツ化されてないので、継ぎ目やリベットなどは自分で工夫するしかないです。

あと、ハッチを開けた状態が前提だと思うので、装甲板の厚みなど、見える部分だけでも薄く加工しないと見た目が締まりせん。
内装は大体こんな感じ。

資料写真など見て、針金で配管なんかも再現。
外回りで気になる所。

このような金型の関係で省略されたリベットや、荷台の内側など、意外とイジれる所が眠っています。
この標識板は是非、薄く作り直したい所。

実物を見ますと、手で簡単に曲げれそうな薄さです。
今回は0.27プラバンを使用していますが、更に薄い銅板なんかの方がイイと思います。
完成ギャラリー

キット自体は極めて良好
人形や積荷など嬉しいオマケ多数。
鹵獲車両としても使い所は多彩だが、やはり付属のピンセットは使い所が無い。