SOMUA S35
個人的感想 キット付属品
組易さ
完成度
総合
70点
65点
70点
フィギュア:2体
履帯:ベルト式ポリ製



エレール 「ソミュア S35


1934年「戦車は歩兵科」という枠組が撤廃され『シャールD1、D2』を基に騎兵科の戦車として開発。翌1935年に試作車が完成し、十分満足いく性能であったため採用。
世界初の全鋳造構造で生産性の向上を図り、走攻守ともバランスのとれた優秀な戦車としてフランス陸軍の期待を背負いますが、十分な数が揃う前にドイツ軍の侵攻を受け、旧態然としたフランス軍の戦車運用や、防御面で構造上の弱点などもあり、ドイツ軍の近代戦術の前にスペック通りの活躍をすることはありませんでした。

因みに制式名称は「シャール1935S」といいます。

<キット内容>
古いキットなので現在の模型品質からすれば見劣りするものの、アフターパーツや簡単なスクラッチで生き返ります。

<問題点>
まずは砲塔の形状がデフォルメされている事。
車体上下の合わせ目がズレている事が上げられます。

<追加製作> 製作記録
フリウル「ATL-67」使用。
エデュアルド「35 313」使用。
砲塔はタミヤ「シャールB1」の物に変換。
マフラー排気口開口。 
防水シート、車体後部ナンバープレート自作。 その他・・・

<簡易データ>
生産時期:1935年〜40  生産総数:430輌
最高速度:40km
乗員:3名
武装:32口径47mm砲×1、7.5mm機銃×1