StuG.V Ausf.G "Sturmi"
個人的感想 キット付属品
組易さ
完成度
総合
90点
85点
90点
フィギュア:1体
履帯:ベルト式軟プラ製

タミヤ 35310 「V号突撃砲G型(フィンランド軍)」


ソ連軍からの鹵獲車両を中心とするフィンランド陸軍にとって、強力な助っ人となった本車。その戦績は本来の性能以上のもので、乗員も含めまさに国防の要と言える存在だったようです。
(以上、詳しくはウィッキーさんへ)


<キット内容>
既に発売されている35197「V号突撃砲G初期型」からシェルツェンパーツを取り除き、フィンランド軍特有の新規パーツを追加したもの。
フィギュアは元のドイツ軍仕様に付属したものが2体+犬1匹と、新規でフィンランド戦車兵が1体付属します。

<追加製作>
ワイヤーロープの固定位置に迷いながら、後部フェンダーの消火器の角度を変更。ロープの留め具は銅板で再現。
車体後部の牽引フックのピンにチェーン追加。
フィギュアはあまりにも「ドイツ兵」だったので、帽子や階級章などイジってます。

<感想>
車体そのものはタミヤの名キットなので問題ありませんが、今の目で見るとディテール的にはドラゴンの6320の方が完成度が高いと言わざるを得ないので、こだわる人はドラゴンの車体をベースにタミヤのパーツを取り寄せるというのもアリだと思います。
また、例によって「○○工場製車体がうんたら・・・」という細かい差異に加え、後期仕様とも言えるザウコップ型防盾を装備した車体やツェメリットコーティングを施した車体もあるので、意外とアレンジは出来そうです。

最後に・・・丸太がとても残念なことになってしまいますた

<簡易データ>
納入時期:1943夏〜44年夏 総数:59輌
最高速度:40km
乗員:4名
武装:48口径75mm砲×1、 7.62mmDT機関銃×1