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タミヤ 35197 「V号突撃砲G 初期型」
III突シリーズの最終形態がこの「G型」。
本来の歩兵直協目的から、完全に対戦車戦闘に移行した作りになっており、新設計の戦闘室を設け、車体前面装甲の増加、側面にはシュルツェンを装備するなど全体の防御力が向上しています。
本車の完成により、既に戦力外となりつつあったIII号戦車の生産ラインは全て突撃砲に切り替わり、各戦線で戦車不足を補っています。
また、G型には多彩なバリエーションがあるようですが、一般には防盾の形状で初期型と後期型を見分ける程度のようです。
このG型は同盟各国にも供給され、特にフィンランド軍では独自に小改造した本車で、押し寄せるソ連軍相手に大活躍しています。
<キット内容>
キットは特に難しい所も無く、サクサク組めて良好です。
今作ではシュルツェンを装着していませんが、キットには付属しています。
吸気口のメッシュグリルは付属しないので、同社から別売りのエッチングなどでフォローすると良いでしょう。
<簡易データ>
生産時期:1942年11月〜45年4月 生産総数:7.802輌
最高速度:40km
乗員:4名
武装:43口径75mm砲×1、7.92mm機銃×1
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