TACAM-T60


ベースに改造
個人的感想 キット付属品
組易さ
完成度
総合


フィギュア:無し
履帯:組み立て接着式プラ製

Aero 「BM-8−24」を改造

1942年末
東部戦線で強力なソ連戦車を相手にたちまち消耗したルーマニア機甲部隊。
戦況が悪化する中、同盟ドイツからの戦車供給も当てにならなくなってきたルーマニア軍は、強力な火力を持った対戦車兵器として、ソ連軍から鹵獲した「T60軽戦車」に「M1936 76.2mm野砲」を搭載し、戦闘室の装甲板は「BT7高速戦車」から切り出したという「完全ソ連製」の自走砲「タカムT60」の改造生産を開始。1943年末までに34輌が完成しています。

このソ連兵器をごった煮にした自走砲は、火力性能が高かったため1944年4月の赤軍大攻勢の際、ルーマニア本土防衛戦ではソ連軍に大打撃を与えたそうで、更に殆んどの車両が生還しています。
その後はルーマニアの降伏で全てがソ連軍に接収されたそうです。

<製作> 製作記録→(車両)
半分スクラッチです。
戦闘室の装甲板はプラバンで自作。車内も資料写真を見ながら適当にプラバンで再現しています。 エンジンはジャンクパーツの中から「それらしく見える物」をチョイス。
フェンダーに載ってる砲弾箱は完全自作。 

その他、もう何をイジッたのか覚えてません・・・

<使用アフターパーツ>
タミヤ「マーダーV(r)」から主砲を流用。(オリジナルを再現改造してます)
ミニアート「T70軽戦車」から牽引フックと起動輪を流用。
フェアリー企画「T70軽戦車」から履帯と転輪を流用。
搭乗員はタミヤ「整備兵セット?」から選出し改造しています。

<簡易データ>
輸入時期:1942末〜1943末 総数:34輌
最高速度:40km
乗員:3名
武装:51口径76.2mm砲×1、7.92機銃×1