43M"ZrinyiU" | |||||||||
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ブロンコ CB35036 「ズリーニィU」 WW2ハンガリーAFV史上、最高傑作と名高い自走砲。 ドイツの突撃砲を見本に42年から開発開始。トゥラーン中戦車の車体部品を流用して、固定戦闘室に国産の野砲を搭載。試作車の完成を受けその後75mm長砲身の対戦車型が計画されますが、どういうワケかそちらが「ズリ−ニィT」と名付けられ、先に計画、量産された本車が「U」になっています。 43年5月に正式採用されるものの生産は遅れに遅れ、初陣は44年春。 圧倒的なソ連軍を前に苦戦しながらも奮戦しています。 ちなみに「T」は主砲量産の目途が立たず、試作車が一両完成したのみ。 <キット内容> 細かい所まで頑張った痕跡は見られるが、バランスの取れていないキット。 悪い意味でブロンコらしいややこしい組み立て方法を採用しており、設計屋と金型屋の連携が取れていないのが随所に垣間見え、難所てんこ盛りです。 内部は簡単な砲尾&砲架と無線機、全く見えないのに気合十分の操縦席がパーツ化されていますが、操縦席以外は見せるにしては中途半端な出来。 車体前面の予備履帯ラックも肉厚のおかげで肝心の履帯がハマらず、前照灯もクリアパーツが灯具に納まらない始末。 フェンダーも収まらないし、シュルツェンステーも位置がズレていたり、謎の取り付け指示があったりで大変でした。 <感想> 75o砲装備のズリーニィTも出ていますが、もうお腹イッパイっぽい。 <追加製作> 製作記録 上記で書いた問題点を全部修正。 マーキングはバイソンデカール35115から使用。 フィギュアはミニアート35357「ハンガリー戦車兵」から使用。 ※最後部のシュルツェンステーはトゥラーンを参考に位置を変更しているので、アテにしなで下さい。 <簡易データ> 生産時期:1943年5月〜1944年7月 総生産数:66輌 最高速度:43km 乗員:4名 武装:20.5口径105mm榴弾砲×1、8mm機銃×1 |
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