B1.bis | |||||||||
|
|||||||||
タミヤ 35282「B1.bis」 第1次大戦後、特に英国と仏国では戦車開発が盛んに行われ、奇抜な実験車両が多く開発される中、旧式戦車の名残を残して登場したのが「B1戦車」。 本車は1934年に初期型が制式化、後に「B2」が企画されたため、初期型の装備を強化して名称を「B1.bis」と改め、1937年より生産されています。 対独戦では厚い装甲に物を言わせて局所的には戦果を上げていますが、大きく鈍重な車体に加え、その側面に大きな弱点を持つ残念設計、更に仏陸軍の旧態依然とした戦車運用もあって、殆んど活躍できなかったようです。 また、鹵獲された車両はドイツ軍によって火炎戦車等に改造されバルバロッサ作戦にも投入されています。 因みに「bis」とは、この場合「改」に相当します。 <キット内容> まず、この車両がキット化されたこと自体が奇跡でしょう。 複雑な車体構成の割に組み易く、履帯も組立式ながら簡単に連結でき、総じて文句の付け所が無い素晴らしいキットです。ディテール的にも車載道具の固定ベルトを追加すればほぼ完璧と言えます。 今後、当然「火炎タイプ」も出る事と信じています。(ガレキネタか・・・) <追加製作> →製作記録 車載道具の固定ベルトをプラペーパーで追加。 アンテナを伸ばしランナーで追加。 ラッカーパテで砲塔表面を目荒らし。(鋳造再現) <簡易データ> 生産時期:1937〜40 生産総数:370輌 最大速度:28km 乗員:4名 武装:34口径47mm砲×1(砲塔)、17.1口径75mm砲×1(車体) 7.5mm機銃×2 |
|||||||||