BT-42 | ||||||
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タミヤ 35318 「BT-42」 ソ・フィン戦争で圧倒的多数のソ連軍に大打撃を与え、大量の兵器を鹵獲。その中の「BT-7快速戦車」の車体を利用してフィンランド軍独自に完成させた突撃砲が本車。 しかし、装備された主砲は40年の冬戦争時に急場を凌ぐためイギリスとスペインから入手した旧世代の骨董品的な榴弾砲で、それを強引に納めるべく砲塔は大型化、ソ連の「KV2」のような容姿ではあるものの、貧弱な装甲と徹甲弾を使えない主砲では戦車相手に全くと言っていいほど役に立たなかったようで、1944年のヴィープリ防衛戦で、ソ連戦車に何発も命中弾を浴びせるも撃破できず、それ以降は実戦に使用されないまま終戦となっています。 <キット内容> 懐かしいイースタンのキットはコチラ 先に発売された「BT-7」に新規パーツを組み合わせたもの。 メインとなる砲塔はしっかりとリサーチされ、申し分ない出来。 車両ごとに若干の変化があるOVMの配置も2パターン再現可能です。 コレといって文句の付け所は無いのですが、砲塔後部の大型扉を開くと内部の再現が貧弱なため、インテリア好きな方はいずれ出るであろうアフターパーツを待つしかなさそう。 <追加製作> 砲塔上部前方に二つあるペリスコープの蓋の支持棒?みたいなヤツをプラペーパーで再現。 ワイヤロープのスリーブにはタミヤ恒例の切り込みが入っているので、凧糸を接着してからパテ埋め。 フィギュアはいろいろ改造してます。 <感想> 他のフィンランドAFVはハカリスティデカール貼るだけでOKなので ひとまずこれでフィンランドはコンプリート! <簡易データ> 納入時期:1942秋〜44年夏 総数:18輌 最高速度:53km 乗員:3名 武装:114mm榴弾砲×1 |
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