BT-5
個人的感想 キット付属品
組易さ
完成度
総合
70点
70点
75点
フィギュア:無し
履帯:連結接着式

イタレリ 「BT-5 1934年型」

アメリカの「クリスティー戦車」をライセンス生産した車体に「T-26」と同じ砲塔を載せたものが本車。
この「BTシリーズ」の目玉は、キャタピラを外すと高速装輪走行が可能というもの。 最前部の転輪はステアリング操作が可能で、勿論、操縦席にはハンドルが付いているという斬新な快速戦車。後に足回りの構造などを引き継いだ「T-34」へと発展していきます。
(実際には転輪走行はあまり行われなかったそうです)
実戦ではノモンハン事件での対日戦が有名で、強力な主砲と驚異的な機動力で日本軍を圧倒しています。
ちなみに「BT」とは快速戦車(ストロホドヌイ・ンク)の略だそうです。

<キット内容>
独特の車体形状が興味をそそるキットですが、その形状ゆえに組みにくい部分もあります。履帯は連結接着式なのですが、1ピースが大きいため融通が利かず、張り具合など誘導輪のピッチ調整が必要になり、初心者の方には難関です。

<追加製作>
アベール「35003」使用。

<簡易データ>
生産時期:1934〜 生産総数:1621輌(33年型を含む)
最大速度:装軌時52km、装輪時72km
乗員:3名
武装:46口径45mm砲×1 7.62mm機銃×1