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ドラゴン 6220 「T号対空戦車」 独ソ戦開始当時、まともな対空車両を持たなかったドイツ軍では早急に対空戦車の開発が進められ、既に戦力外だった「T号戦車」の車体に20mm対空機関砲を搭載、1941年夏には24輌のT号戦車が改造されています。 しかし、当時の制空権はドイツ側にあったため、対空戦闘よりも水平射撃による対地支援が主になっていたようです。 完成した車両は全て「第614自動車化対空大隊」に配備され、東部戦線の南部戦区を転戦し、43年までのスターリングラード攻防戦で全て失われたそうです。 <キット内容> 近年のドラゴンらしい内容でシャープなモールドと細かい分割が目立ちます。 今キットは金属パーツの加工が必須となる構成で、エッチングや真鍮板の角度調整など、なかなかハードな工作を強いられます。 機関砲の組み立てが難しいのは仕方ないにしろ、「薬莢受け」のメッシュパーツは設計ミスで、どうしても付けたい場合は自作か他社製品に頼るのが賢明です。 また、トレーラーに乗っている大きな箱の形状も疑問で、トライスターのキットとは全く違うようです。 (こりゃ、トライスター版も作らねばなりませんなぁ・・・) <追加製作> 製作記録 OVMクランプはアベール「35A20」使用。 フェンダー上の前照灯を刳り貫き、透明プラバンでレンズ自作。 <簡易データ> 生産時期:1941年 総生産数:24輌 最高速度:37km 乗員:??名 武装:20mm対空機関砲(20mmFlak38)×1 |
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