Flak Pz.W “OSTWIND”
個人的キット評 キット付属品
組易さ
完成度
総合
65点
90点
90点
フィギュア:無し
履帯:組立式
P.E、クリアパーツ

サイバーホビー(ドラゴン) 「W号対空戦車 オストヴィント」

連合軍に制空権を奪われた大戦後期、不足する航空戦力を少しでも補うため、既存のW号戦車F型の車体に新設計の銃塔を搭載した対空戦車。
これよりも先に投入された「ヴィルベルヴィント」の後継として開発されましたが、空爆などの影響で生産は進まず、W号戦車の砲塔リング径を広げたタイプと、1944年12月から生産された新規43輌が完成したのみらしいです。

<キット内容>
2012年、最新の考証によりキット化されたというシロモノ。
砲塔パーツは前後2分割で厚みもほぼ実車通りらしいです。
説明書は相変わらず誤表記の多さが目立ちますのでコチラでご確認を。
車体パーツは同社W号J後期からの流用なので、シェルツェンの支持架を
取り付ける為の不要な穴が空いており埋める必要アリ。
Flakの空薬莢受けの網はP.Eパーツで相変わらずムキーッときます。
銃身は上下可動でそれに伴い各パーツも連動するイカス設計。

<追加製作>
シェルツェン支持架の取り付け穴埋めと同時に溶接モールド復元。(エポパテ)
予備履帯のピンを伸ばしランナーで追加。
空薬莢受けのネット固定部は実際にエナメル線を巻いて再現。
フィギュアはドラゴン6016から一体チョイス。TANKモデルのヘッドに交換して、
襟元、フード、手の角度を修正。

<感想>
ドラゴンのW号シリーズをラクラク組める人は問題無し。
機関砲は若干手間取りましたが、一番の見せ場なので単体で塗装まで仕上げてから組み込みました。(つか、それ以外方法は無いですねw)

とても恥ずかしい過去(イタレリ)

<簡易データ>
登場時期:1944年12月〜 総数:36〜40輌
最高速度:38km
乗員:5名
武装:Fiak43 37mm機関砲×1、7.92mm機銃×1