Jagd Pz.38(t) 'Hetzer'(Eary)
個人的感想 キット付属品
組易さ
完成度
総合
85点
80点
80点
フィギュア:無し
履帯:連結接着式
他:P.E



ドラゴン 6030 「駆逐戦車 ヘッツァー初期型」

大戦末期の戦車不足を補う為、旧式化した38(t)軽戦車をベースに作られた本車は、迫りくる連合軍相手に各戦線で防衛戦に投入されています。
小型ながら「W号駆逐戦車(ラングではない)」と同等の火力を備えた本車は、当時の最優先生産車両に指定されており、1944年か終戦まで2827輌が完成。
信頼性の高い38(t)のシャーシに被弾径始を考慮した装甲車体を合わせた合理的な車両ではありますが、窮屈な車内での砲操作や居住性は悪かったようです。
また、一説では本車のモデルは先にルーマニア軍が試作した「マジャール自走砲である」との見解もあるようです。

<キット内容>
組立てに関しては特に問題ありません。
ただ、上部機銃の防盾がエッチングパーツになっており「湾曲加工」等がある為、エッチング加工の経験の無い方は軽く練習しておいた方がいいかも知れません。
細かく考証していくと色々とイジり所はあるので、決定版とは言えません。

<追加製作>
銃口及び操縦席前面スリット開口。

<簡易データ>
生産時期:1944〜45 生産総数:2827輌
最高速度:40km
乗員:4名
武装:48口径75mm砲×1、 7.92機銃×1