光武Fエリカ機に乗る逸見エリカ
個人的感想 キット付属品
組易さ
総合
75点
75点
エリカ・フォンティーヌ

ウェーブ SK21 1/24「光武Fエリカ機」

単に大きめのフィギュアをスクラッチしたいという動機から、何かネタは無いものかと考えた結果、
”逸見エリカ”と”エリカ・フォンティーヌ”のコンバートを思い付いた次第。
軽い気持ちで始めたつもりが、丁度このころ流行りだした”エリカ=ハンバーグ”の呪縛にハマり、
ネットで拾った使えそうなハンバーグ店のチラシ画像が、たまたま池袋店だったため、
なぜか駅前から市街戦をくぐり抜け、某ドンキーを目指すというビックリ展開に・・・

行き当たりばったりで作るとこうなるという例。


<キット内容>
メカ模型界の基準は知りませんが、多分ガンプラとは比較にならないと思います。
一応、接着剤要らずのスナップフィットっぽい感じですが、型がズレていたり継ぎ目処理が必須なので全く恩恵は感じられず、
むしろ仮組みがしにくいので、ダボを切り飛ばして作った方がイイぐらいです。
また、武器を持つ「手」はフィット感皆無、そのままではマトモに武器を持つことすら出来ない鬼仕様で、
今作では指の関節を調整して対処していますが、いずれにせよ強引なボンド固めになります。

<製作>製作記録
光武の塗装はバイザーなど銀色の部分とレンズ、サフを除いて、全て筆塗り。
チッピングは”シリコンバリア”を使用した物理的な塗膜剥がし。
カメラアイ、各ライトはパーツを一旦ドリルで掘って自作レンズをはめ込み。
左脚の関節(ポリ部分)をエポパテで延長。
銃の放熱孔、各部軽め孔をドリルで開口。
リベットは変形した物のみ打ち直し。
ハッチ内側は元絵を参考に創作。
アンテナは個人的好みで戦車キットの物を勝手に追加。
背中の校章はプラバンにデカールを貼って輪郭を削り出し。
その他、いろいろ。


<情景ベース>
飾り板にバルサ材で立ち上げを追加。
床は池袋駅前を参考にスチレンボードをケガいてタイル目を再現し、モデリングペーストを塗り付けてから水性塗料で塗装。
瓦礫はスチレンボードの切れ端やシーナリープラスタを砕いた物を中心に、針金や鉛板で鋼材を再現。


<フィギュア>
エポキシパテによるフルスクラッチ。
今回は原画に拘らず、ややリアル寄りを意識して造型しました。


<簡易データ>
全高:2592mm
乾燥重量:722kg
発動機:霊子力エンジンOrgeF11(556hp)
武装:20mmマシーネンカノン×1
乗員:1名