KV-1 mod.1941 
個人的感想 キット付属品
組易さ
完成度
総合
100点
95点
100点
フィギュア:無し
履帯:ベルトか連結を選択
ワイヤ、クリアレンズ

トランペッター 356 「KV-1 1941年型」

これまでソ連の重戦車構想はイギリスの「インディペンデント」に影響された「多砲塔型」が主流で、数種類の多砲塔戦車が開発されましたが、ソ・フィン戦争でいずれも実戦には不向な結果が示され、またスターリンが多砲塔戦車を不要としたため、ようやく単砲塔の本車にたどり着いています。

1939年の対フィンランド戦で多砲塔戦車と共に試験的に投入された本車は優秀?な結果を出し制式採用となり、後の対独戦ではその重装甲で圧倒的な存在となっていますが、重すぎる車重と機械的欠陥が多く、戦う前に行動不能で放棄される事も多かったようです。

<キット内容>
行き届いた考察と組み立てやすさで文句無しの決定版キットです。
車体は他のKVシリーズにも流用されているため、加工が必要な部分もありますが、さほど手間ではありません。
同社からは他のKVシリーズも発売されており「KV=トラペ」の地位を確立しつつあります。

<追加製作> →製作記録
ストレート組み。

<フィギュア>
タミヤ「ソ連戦車兵セット」にホーネットのヘッドを合わせています。

<簡易データ>
生産時期:1941年〜42  生産総数:1.258輌
最高速度:29km
乗員:5名
武装:39口径76.2mm砲×1、7.62mm機銃×3