7.5cm Pak40
個人的感想 キット付属品
組易さ
完成度
総合
65点
75点
70点
フィギュア:4体
他:アルミ砲身、ゴムタイヤ
砲弾、砲弾箱等

ドラゴン 6249  「7.5cm Pak40」

ソ連軍の重装甲戦車に対抗すべく開発ピッチを上げ、1941年11月より量産。
東部戦線のみならず北アフリカ、イタリア、西部戦線と終戦までの殆どの主要戦域で使用され、更に大口径の88mmPak43なども生産されるが、数の上ではPak40がドイツ陸軍の主力対戦車砲となっています。
また、自走砲「マーダーT」「マーダーU」「マーダーV」の主武装として威力を発揮しています。



<キット内容>
良くも悪くもドラゴン品質。
対戦車砲の単品キットという性質上、細かく分割されたパーツは仕方ないのですが、だからといって正確な形状を追求しているか?というと必ずしもそうではなく、知識が無くても疑問に思う部分が少々あります。
各防盾の厚みなどもオーバースケール気味で、再現度を求めるならアフターパーツの使用をオススメ。

付属のフィギュアはこのキット用に設計されたものではなく、同社が単品で販売している物。そもそも砲兵セットではないのでポージングはやや不自然で、対戦車砲のクルーとして仕上げるには相当のスクラッチ技術を要します。

<追加製作>
正面下部の防盾を薄く加工。
砲防盾スペースドアーマー内側の支持ボルト再現。
空薬莢はタミヤMM35173「パンサー用75mm砲弾セット」から使用。
砲弾箱の横に転がるヘルメットはジャガーモデル63806を使用。(顎紐は自作)
その他、細々・・・

<フィギュア>
タミヤMM207「ソビエト歩兵進撃セット」より4体抜粋。
銃にスリングを追加して手をフィッティング加工した以外はほぼ素組み。

<簡易データ>
生産時期:1941年〜1945年  
生産総数:29,500門(自走砲用を含む)
武装:46口径長75mm砲×1