Pz.kpfwU Ausf.D | |||||||||
|
|||||||||
アランホビー 「U号戦車D型」 本車はU号戦車とはいえ、砲塔以外は新設計の車両で、本来戦車専門の「装甲科」ではなく「騎兵科」が使用する目的で開発されています。そのため、通常のU号戦車よりも速度を求めた設計となっており、大型転輪を配した足回りが特徴的。また、サスペンションは「トーションバー式」となっており、本車でこれを実用可能とした事で、足回りに悩んでいたV号戦車の開発に大きな進歩をもたらしています。 実戦ではポーランド戦に参加していますが、1940年1月には全車が「火焔放射型」に改装され、更には「マーダーUD」へと流用されています。 <キット内容> 組み立ては特に問題無いのですが、アランホビーのU号系列は砲塔の形状に問題があり、それさえクリアできればなかなかの秀作と言えます。 ただし、OVMの甘さが目立つので、他社の良質なOVMパーツを用意しておいた方が無難でしょう。 <追加製作> 各クランプにアベール「35A20」使用。 砲塔の溶接痕を「伸ばしランナー」で再現。 タグロープ(たこ糸)追加。 ※現在はブロンコから新キットが出ています。 <反省> タグロープの固定具の向きを間違えてしまいました。 <簡易データ> 生産時期:1939年 生産総数:43輌 最高速度:55km 乗員:3名 武装:55口径20mm機関砲×1、7.92mm機銃×1 |
|||||||||