チェコの鬼門!
CMK「35(t)」を気力が続くだけやってみる!
板バネはプラバンで自作。
@ボギー
転輪の軸受けボルトはMasterCLub「MC435089」を加工した物で再現。

A転輪
ホイールのボルトは他キットから移植。

B上部転輪
同じくホイール内部をディテールアップ。

C
起動輪、誘導輪
同じくボルトを再現。
@上部転輪
内側の接着軸が太くて、履帯を履かせた時にセンターガイドと干渉するので一部カット。

A第一転輪の工具箱
適当にプラバンやエッチングの南京錠を使用。

Bボギー
自作したパーツをレジン複製して組み立て。

C車体下部側面
リベットを打ち直してから走行装置を取り付け。
@車体側面
操縦席側面(右側のみ)にはスリットを入れる。

A車体側面
車体上部の装甲板は後面以外、全て側面に継ぎ目が来るのでマスキングテープ等でガイドを作りカッターで継ぎ目をモールドする。

B操縦手用ハッチ、車体上部前面
こちらも継ぎ目が正面に来るのでモールドを入れ、ハッチ部分は切り欠きを入れる。

C車体上部正面
組み立てるとこんな感じ。
ハッチ開口部にはハッチの厚み分の段差が出来る。
砲塔リング
CMK「3018 Lt.35 interior set for CMK」のパーツを組み込むため、砲塔リングを広げる。
キューポラ
同じくCMK「3018 Lt.35 interior set for CMK」のパーツを組み込むため、開口部を加工。
@組み込んだレジンパーツも正確ではないので注意。

Aキューポラ上端外周にはリム(縁)が付くのでプラバンの千切りで再現(黄色矢印部分もアリと断定)

Bリベットや補強板を追加したり削ったり。

Cハッチのロック部品もプラバンと真鍮板で再現。
@砲塔ハッチ
ペリスコープ用の筒?の位置が間違っているのでカット。信号旗用の穴はピンバイスで開口。

A位置を修正して取り付け。筒部分は不要ランナーから切り出した物。
写真の信号旗用開口部の蓋はエデュアルド 「35121 Pz.Kpfw35(t)」から使用ですが、厚みが足りないので、最終的にパテで肉厚を付けてます。

B砲塔ハッチ内側
筒は外側で使った物と同じ物を使用。
信号旗用の穴には真鍮パイプを埋め込んでリムを再現。

C防護パッドはエポキシパテで再現。
ロック(上からぶらさがってる棒)はプラバンと伸ばしランナーで適当に再現。
筒部分はエデュアルドのP.Eを使用し、中心にあるT字ハンドルは伸ばしランナーで自作。
@砲身はパーフェクトMB「35008SR 3.7cmPanzerkanone for 35(t)」を使用。

A砲身を取り付けるために元パーツを加工。
ピンバイスやリューターで開口してます。

B砲身と、自作した細部パーツを取り付け。

C駐退機カバーは切り欠きの形状をペーパーで削って修正。
照準孔カバーはプラバンで自作。
@砲塔前面
銃眼(矢印)が一体モールドなので
Aリューターで開口。

B砲尾
CMKレジンパーツに付属の物を使用。

C全部取り付けてみたの図
機銃はタミヤのマーダーV(r)から使用。
@排気管
真鍮パイプやプラペーパーでデッチアップ。
今回はやってませんが、キットのパーツはオーバースケールなので、できればマフラーごと自作した方が無難です。

A排気管取り付け部
元のパーツだとまるで排気管ムキ出しみたいに見えますが、実際は装甲カバーとなっているので、Bこのように埋まっているのが正解です。
@アンテナ基部
適当に「それらしい」感じにしました。

A牽引フック
基部はプラバンで、フックはタミヤのマーダーV(r)から。

Bジャッキ
当然ながら元のパーツは見るも無残な出来なので交換。ドイツ軍仕様とは異なるので、一番正確と思われるトライスターの38(t)B型からパーツを複製。

Cジェリカン
ドイツ軍の初期ジェリカンということでタスカ「ジェリカンセットC」を仕様。

ポーランド戦時は左後部フェンダー上に2個、フランス戦時はエンジンデッキ左端に3個追加、東部戦線では更にエンジンデッキ後部に6個追加され合計11個になっていますが、東部戦線辺りから部隊ごとのバリエーションがあると思われるので確定ではありません。
車体後部上面。
パーツの継ぎ目は完全に消します。

ちなみに車体のリベットは車体底面以外、全て打ち直しています。
実車では車体上部は枕頭ネジが多く用いられていますが、今回はナナコで刻印して雰囲気だけ出しています。
@車体仮組み
履帯とフェンダーの隙間が狭いのが気になりますが、ココまで来たら大改造も出来ないので黙認。

Aフェンダー前端部
マッドガードはエポパテで再現。
リベットやステーもプラペーパー等で再現。
今回は両端の車幅灯は無しとしています。

B車体後部ジェリカンラック
支持棒の針金は車体に直接突き刺してます。
ジェリカンを押さえる木の板はプラバンで適当に自作。
木目はPカッターでそれらしくガリガリ。
反対側のフェンダーには予備履帯用の支持棒もセット。

C塗装の下地処理
今回はダークアイアンを平筆でランダムに塗布し、あとは陰→明への基本的な塗装法。汚しはパステル3色を適当に使用します。
完成ギャラリー

製作開始時はまさかこんな大改造になるとは思っておらず
「分かっていればココもアソコも!」な部分を残しつつ
なんとか妥協できる状態に出来ました。
とりあえず思ったのは、大手メーカーからの決定版を待ちたいということ!