Pz.Kpfw 35(t) | |||||||||
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CMK 35006 「35(t)軽戦車」 ドイツによるチェコ併合で得た当時のチェコ軍の主力戦車で、39年のポーランド戦から42年夏まで現役で使用され、走攻守において決して優秀ではないものの、大戦初期のドイツ軍に不足していた貴重な戦車戦力として活躍しています。 また、ルーマニア軍ではほぼ同型の「R2戦車」を主力として装備おり、同国では自走砲仕様の「タカムR2」も作られています。 <キット内容 というか問題点> 輸入キットに慣れてない人は素組みさえ危ういキットです。 車体は「箱組み」で、特に足回りが組みにくく、転輪の「直線」を出すのに工夫がいるほか、付属のキャタは致命的な部分に押しピン跡が付いている為、アフターキャタは必須。 ついでに砲身、銃身もアフターパーツ必須。 実車に見られるフェンダー前部先端のマッドガードは付属せず。 ディテール派モデラーの人は胃薬必携で臨む事をオススメします。 製作記録 <今回使用した35(t)用パーツ&資料本> グランドパワー 「07年9月号別冊 軽戦車・自走砲」 モデルカステン SK-42 「35t戦車用履帯」 このキットを完成させるにあたっては必須アイテム。 ※後述の「WWII Productions」の物も魅力的。 CMKパーツ 3018 「Lt.35 interior set for CMK」 結構な改造も必要だが35(t)用パーツの決定版と言える内容。 しかし、キット同様考察の不正確さは健在なのでイジリ所は満載。 今回は砲塔内部パーツのみ使用。 エデュアルド 35121 「Pz.Kpfw35(t)」 微妙な考察でデタラメな指示も目立つが、最低限の効果は得られる。 パーフェクトMB 35008SR 「3.7cmPanzerkanone for 35(t)」 全模型メーカー中、唯一無二の金属砲身。(2010年5月現在) 出来は素晴らしいがキットへの取り付け加工は困難。 ★上記以外に発売されているアフターパーツ(2010年5月現在) ロイヤルモデル RM186 「Pz.Kpfw 35(t)/Skoda LT vz.35」 費用対効果で言うとイマイチ。 ただし、足回りの板バネパーツやP.Eフェンダーなどは魅力。 砲塔ハッチ内側のパッドパーツはCMKキット同様間違ったまま。 WWII Productions 35020 「Pz.35(t)Track & Return Rollers」 出来の良い上下転輪に加え、可動履帯までセットされたナイスな商品。 少々値は張るが、キャタと転輪がセットされていると考えれば納得の内容。 他にも出てるかも知れませんが、とりあえずこんなトコです 合計すると、お値段なんと!(;´Д`) 追記:現在はブロンコから新キットが出ているので、あえてCMKを選ぶ理由は無いでしょう。 <簡易データ> 生産時期:1935年〜 総数:219輌(ドイツ軍の所持数) 最高速度:35km 乗員:4名 武装:40口径37.2mm砲×1、7.92mm機銃×2 |
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