エッ!?ミニアートが戦車ですか? ちょっと不思議な感じですが
エデュアルドがヘッツァーを出すご時世、何でもアリでしょう。

ご存知の通り、このメーカーは情景素材やフィギュアがメインなのですが
その「技」の細かさには定評があります。

さて、未だ決定版の無い「ソ連軽戦車」のインジェクションキット。
ここらで一気に夜明けとなるか!?

上:
車体の大まかなパーツ構成。
エンジンデッキには沈黙してしまいますが、モールドは良いです。

中:
やりました!今までこの「フック」に悩んでいた人は多いはず。
素晴らしいですよ!ブラボーですよ!ミニアート!

下:
車体の「合い具合」はバッチリです。
サスペンションは少し加工しないと上手く収まりませんが許容範囲。

上:
付属のキャタピラはご覧の通り。残念ながら両サイドの「穴」は無し。
でも、ここまで出来てたら十分でしょう!

中:
これまた注目のパーツでございます!このマフラーを再現したキットはフェアリー企画のレジンキットだけだったのでは? いい感じです!

下:
キャタを装着してみました。 起動輪との相性もバッチリで文句なし。

上:
工具箱は残念な感じです!ミニアートはこういう所が見せ場なんですが
息切れを起こしたのか発売を急いだのか・・・
とりあえずエデュアルドの蝶番セットでディティールアップ。

中:
冒頭で沈黙したエンジンデッキ。プラバンでバイザーを作って
ホームセンターで買った「金網」をセット。

下:
このキットの「売り」でもある貴重なソ連戦車兵フィギュア。
ミニアート独特の成型で、全部で5体入ってます。
(さすがウクライナのメーカーだけあって、超ロシア顔です)

完成ギャラリー
<総括>

軽戦車の割りに価格は4千円台とチョット高めですが、出来の良いフィギュアをセットしてフォロー。
同社は今後も、ソ連軍の陸モノをリリース予定で、
実在数の割に意外と少ない「ソ連陸物」を埋めてくれそうです。
そんなワケで、期待と投資の気持ちを込めて購入する価値アリのキットでございます。