T-70M
個人的感想 キット付属品
組易さ
完成度
総合
80点
80点
80点
フィギュア:5体
履帯:連結接着式プラ製
他:クリアパーツ

ミニアート 35025 「T-70M」


軽戦車T-60の装甲、火力を強化した後継車輌で、1942〜43年10月までに約8200輌が生産されています。しかし先のT-60同様、ドイツ軍相手に戦力としては不十分で、これと言った活躍も無く「とりあえず数だけはあった」という感じだったようです。
しかし、本車をベースに開発した自走砲「SU-76」は成功作で、量産型の「SU-76M」は膨大な数が作られ、大戦末期のドイツ軍追撃に活躍しています。

<キット内容>
昔作ったTOGAのキットから比べると「神」であります。
各ディティールやモールドは良好で、組立ても比較的容易。
ペリスコープはクリアパーツで再現され、マフラーや牽引フック等、独特の形状がよく再現されています。
惜しむらくは転輪のリムに疑問が残るのと、メッシュグリルが単純なプラパーツになっており、そこさえ手を加えれば「ほぼ完璧」な良キット。
オマケ的要素で同社から単品発売されている戦車兵5体が付属します。

<追加製作> 製作記録
車体上面、吸排気口のバイザーとメッシュを自作。
工具箱のディティールアップ。

<簡易データ>
生産時期:1942〜43  総生産数:8.200輌
最高速度:45km
乗員:2名
武装:46口径45mm砲×1、7.62mm機銃×1