ブロンコ
期待の豆戦車CV35


<内装>

キット価格の理由が内装パーツなのか
キット価格を上げるために内装を付けたのか・・・

出来具合から見て、価格相当の努力が感じられるので、高評価としたいところなんですが

内装はかなりムズイです。

そして、最大の難関がこのエンジン部分。

細かいパーツを接着剤点付けで組み上げていく、鬼の作業であります。

さらにラジエターなんかは、未来位置を想像しながらの組み立て作業!ww
それこそ冶具でも用意しないと、ムッチャクチャになります!
何とか納めて塗装したところ。

苦労が報われる至福の時であります。(´▽`;)ゝ

ちなみに外から見た時、ラジエターその物は極一部が見えるか見えないかぐらいの感じなので、私的には思い切ってパスしてもイイと思います。
この部分はブロンコを責めてイイでしょう!

これは明らかに古〜い三面図か、某社レジンキットを参考にしたと思われる凡ミス。

私の知るところではキットの位置に視察孔のある車体は見たことが無いので、修正は必須となります。
車体前面ボンネット部分。

リベットの数と位置に疑問があったので修正。

これも私の知る限りでは、この数と位置がスタンダードですが、キットのようなパターンもあったのかも知れませんので資料の読み漁りを推奨します。。。

陸軍プレートはタミヤのM13やセモベンテに付属のエッチングを移植。同キットにはこのプレートが2台分入っているので助かります。
白い三角部分は、キットではP.Eパーツを貼り付けるようになっているのですが、当然リベットが全体と合わなくなるのでプラペーパーで自作。
リベットはファインMのオマケを移植。
内装再現で忘れかけていた取っ手。

ハッチとハッチの間にある大きな取っ手は、外からもよく見えるので針金で再現しています。
そして、ココも重要OVMの再現

ジャッキとツルがあって、なぜスコとバールが無い?

プロトタイプなら分かりませんが、戦地に配備された車両は、戦闘室後部にスコップとバールが装備されており、何らかの事情で失われた場合でも、固定具は残るワケで・・・

このパーツが無いというのは痛いところですね・・・

例によってタミヤのM13&セモに付属のパーツを移植。これは予備が無いので、パーツ取り寄せでランナー買いました。某模型店Eでは、タミヤパーツも2割引なので助かります!

後部のナンバープレートもタミヤP.Eより移植。

忘れるところでしたが、足周りの組み立ては近年稀に見る難しさです!!

「フッw てやんでぇ!こちとら東欧キットでバリバリよぉ!」 ってな人でも絶対苦戦します。

完成ギャラリー

実に惜しいキットです!!
もう少し実車リサーチが出来ていれば満点なんですが・・・
ブロンコ様、この内容なら、お値段3500円で宜しくお願いします<(_ _*)>