CarroVeloce L3/35
個人的感想 キット付属品
組易さ
完成度
総合
65点
75点
80点
フィギュア:無し
履帯:半一体接着式



ブロンコ CB35007 「L3/35 カルロベローチェ」

戦間期に流行ったイギリスのカーデンロイド豆戦車を元に開発され、最初のシリーズである33型では溶接構造だったのですが信頼性に乏しく、シリーズ2となる本車35型ではリベット構造に改修され、当時のイタリアの工業技術力の低さを物語っています。
本車は1936年に勃発したスペイン内戦で一応主力として投入されますが、対するソ連側はT-26BT-5などを投入しており、単にAFV同士の戦力差としては比較にならなかったようです。
そもそものコンセプトが戦車ではないため、本命の主力戦車が完成するまでのつなぎとしてシリーズ3の38型まで改良が続きますが、主力戦車の開発は延々と進まず、第2次大戦初期でも数の上ではイタリア陸軍の主力として装備されています。


<キット内容>   →製作記録
このキットはインテリアを組むか組まないかで作業工程、難易度が大きく変わります。 インテリアを組む場合は非常に細かく分割されたパーツを曖昧な説明書で組まねばならず、その時点で放棄される人も多いと思われます。

とりあえずハッチは閉めて完成させるという場合は、足周り以外、特に難しい箇所もありませんが、車体右側(操縦手側)の視察孔の位置が間違っている事と、ボンネットのリベット数が間違っているのは、考証に興味が無くても気になるところ。
ちなみにCRIELから出ているレジンキットも視察孔の位置は間違っている模様。

あと、戦闘室後部のスコップとバールは標準装備のハズなのですが、パーツは付いておらず、別キットから移植しています。

ハンガリー仕様にできる!とデカールは付属していますが、ハンガリー仕様は機銃マウントも機銃も全く形状が異なり、それらはパーツ化されていないので、そのまま作るとデカールだけにまさにハッタリ仕様となります。

<簡易データ>
生産時期:1941〜43 生産総数: 沢山
最高速度:42km
乗員:2名
武装:8mm連装機銃×2