日和見全開!
1/35で、チョイ萌えフィギュア
「萌えよ戦車学校」のヒルダを作る!
と、いうワケで身長やらスケールが決まったら
まずは頭を作ります。

今回は漫画キャラなので、一般的な美少女フィギュアのヘッドを参考に造形しますた。
胴体は針金を芯にして、エポパテを盛り付けながらある程度ヘラ等で整形も同時に行っています。

このスケールだとパテを盛ってから余分を削って整形していくような、いわゆる「削り出し」が困難なため、パテがある程度硬くなり始めたら、イヤラシく舐めるようにひたすら表面を撫でまわします。

この辺り、男性モデラーは有利ですね。(`・ω・´)ゞ
指は手の甲を作ってから後付けしてます。
上着を着せてバランスを見ます。

エポパテは練った瞬間は柔らか過ぎてモールドには適さないので「パテの硬化時間」を利用して、ある程度硬くなってからモールドしていきます。

男はフニャフニャより硬い方がイイという事ですね。(`・ω・´)ゞ
髪の毛は頭部と分離して整形していくので、パテを盛る時、頭部にメンタム等を塗ってパテが接着しないようにします。
今回はロングヘアーなので、一気に形を作らず(というか作れず)、頭頂部から順に延長していく方法をとっています。

髪は細いので、通常のエポパテだとポキポキ折ってしまう人は高密度タイプなど、硬化後もある程度柔軟性のある材料を使用するのもアリです。
これが出来上がったヅラです。
ヅラ装着。
リアル系フィギュアと違い、髪のボリュームがかなりあるので、髪の毛も含めた全体のバランスを見てからスタイルやポーズの調整に入ります。

今回は足の延長ですね。
ざーーーっと作業は進み、塗装です。

漫画の目玉はデカール印刷で作った方が手っ取り早くて綺麗なのですが、ウチの環境では無理だったのでエナメルで手書き。

ここで大事なのは、リアル系フィギュアと違い、目の部分には目蓋や眼球などの立体モールドが無いので、紙にキャラクターの目だけでも何度か描いて特徴を掴んでおかないと、いきなり小さなヘッドに目を描き込むのは至難の業です。
とにかく「マンガの目」を描くワケです。
漫画の目・・・orz
完成ギャラリー

まだまだ追求の余地を残しまくって完成としましたが
手順や注意点など勉強になった今作。
多くの先駆者が仰る「習うより慣れろ」が少し理解できますた。