タミヤの名作「陸上自衛隊 61式戦車」でございます。

同じ戦車でも大戦後の兵器にはビックリするぐらい興味の無いワタクシ・・・
外国戦車ならともかく「日本の戦車くらいは埋めておこう」と製作開始。

今回は気合を入れて「グムカ」の「N-001」「N-002」を使用。
まずはエンジンデッキの開口でございます。
エンジンデッキの握手類も省略再現されているので削り取って
真鍮線などで再現しておくと良いでしょう。(数が多い!)
キット付属のポリキャタは流石に時代を感じさせる物なので
思い切ってカステンのSK-12を使用します。(ゴムパッドパーツ付き)
しかし、キャタの正面にうっすら湯口が・・・(カステンのクセに!)

起動輪を接着する前に付属のスペーサーを忘れずに!
さて、細かい作業が続きます。

左;発煙筒発射装置の発射口をソレらしく見えるように加工。

右:エッチングの指示に従いフェンダー支持架を切り取り。
後はエッチングパーツを加工して仕上げていきます。

壊れやすい部分が多いのでエッチング作業はなるべく最後にしましょう。
キャタなんですけど、枚数はピッタリで一枚の余裕もありません!
しかもギリギリで合わせたのか、ピッチは目一杯でございます。

仕方ないので誘導輪の位置をずらして、余裕を持たせています。
(カステンのクセに!)


完成ギャラリー
<総括>

キット自体は「これが1970年のプラモ!?」と驚いてしまいます。
まぁ、現在のタミヤ製品と比較するとシャープさやモールドの正確さは甘いですが、
現存車両で資料も多いので特に問題ありません。
1/35インジェクションキットでは他に選択肢が無いので頑張るしかないでしょう(笑)