StulG.33B
個人的感想 キット付属品
組易さ
完成度
総合
75点
75点
85点
フィギュア:無し
履帯:連結接着式プラ製



ドラゴン 「V号突撃歩兵砲33B」

重歩兵砲「sIG33」に機動力を持たせた簡易自走砲「バイソン」の成功で、より完成度の高い後継車が望まれ、丁度スターリングラード市街戦で籠もる敵を撃破できる車両が早急に必要となったため、これまた応急的措置としてV号車体を改造して作られたのが本車。既にこの頃にはシリーズ決定版「ブルムベア」の計画が浮上していたため、24輌という極少数が作られ、1943年10月には全車が失われています。

<キット内容>
いわゆるドラゴンの「V号シリーズ」に、戦闘室と雑具箱を足した内容です。
ドラゴンのV号と言えば、フェンダーの取り付けが面倒なのと、車体後部のタグロープ、牽引フックのピンが付属しないのがネック。
本車も資料片手にコツコツ作るハメになります。

<感想>
良くも悪くも、私が入手したこのキットの取説は、なんと片面しか印刷されていませんでした(ネタとしては面白いが・・・)
幸い単純な形状なので無事に完成しましたが、オープントップだったら「泣きのお取り寄せ」になっていたでしょう。

※現在は同社からリニューアルキットが出ています。

<簡易データ>
生産時期:1942年 生産総数:24輌
最高速度:20km
乗員:5名
武装:11口径150mm砲(slg33)×1、7.92mm機銃×1