T-60
個人的感想 キット付属品
組易さ
完成度
総合
65点
65点
70点
フィギュア:無し
履帯:組立て接着式プラ製

アエロプラスト 「T-60」

T-40水陸両用戦車の水上航行機講を除いた陸上専用車として開発。
そのため、コンパクトにまとまりながらも装甲は厚くなっています。
生産性、機動力が向上しており、独ソ戦開始直後のソ連の危機的状況を打開すべく大量発注を受け、次々と前線へ送られますが、本来の役割を偵察任務とする本車は戦闘能力が低く、KVT-34の数が揃うまでの時間稼ぎとして無謀な突撃を繰り返しては消耗しています。また、肝心の偵察能力も大して高くなかったようです。

<キット内容>
「アエロ」というメーカーは初めて組みましたが、現時点(05年)での「T-60最良キット」と言えます。
履帯は一体パーツと分割パーツを組立てるタイプで、弛みを付けるのが困難。
転輪はスポークタイプとディッシュタイプの2種類が選べ、余った転輪からリベットを取ることができ、ちょっぴり助かります。
細部はオミットされた部分が多く、砲塔周りなど特に目立つ部分はイジらずにおれません。

<追加製作>
履帯はテクモッド製に交換。 
各リベット、溶接痕追加。
エンジンデッキのメッシュグリル、牽引フックの脱落防止ピン、
フェンダーステー、工具箱を自作。 etc・・・

<簡易データ>
生産時期:1941〜42 生産総数:約6045輌
最高速度:44km
乗員:2名
武装:82.4口径20mm機関砲×1、7.62mm機銃×1