九七式軽装甲車[テケ]
個人的感想 キット付属品
組易さ
完成度
総合
75点
90点
95点 
フィギュア:2体
履帯:連結接着式プラ製
エッチングパーツ
インテリアパーツ

ファインモールド FM10 「九七式軽装甲車 テケ


本車は「九四式軽装甲車TK」の後継型で、エンジンを後部に配置した事や主武装に37mm戦車砲を搭載できるようにしている事から、より軽戦車の役割に近付いた印象。

生産性の良好な本車は大量生産され、主に大陸戦線に配備され終戦まで使用されています。また、本車ベースの派生型も数種類製作されています。

<キット内容>
砲塔内部、エンジンパーツから操縦席までパーツ化されており、
当時の日本戦車がどんな物だったかを想像できる貴重な一品です。
出来の方は言うまでも無く素晴らしい物となっていますが、細かいパーツや
エッチングがあるため、慣れていない人には不向きかも知れません。
また、金型の関係から、省略されたリベットを追加するよう製作ガイドが記載されており、追加用のリベットはキットのランナーに付いています。
今回、変速機点検ハッチをオープンにして製作していますが、おそらくこのハッチの厚みはもっと薄いハズなので、注意が必要です。
(支持棒の存在も気になります)

<追加製作>
説明書に従い各リベット追加。 砲塔内の砲弾ラックに自作砲弾を追加。
各ハッチの固定バーをプラバンで作り変え。 装備品留め具に蝶ネジ追加。
前照灯レンズを透明プラバンで自作。
フィギュアは1体は付属品を使用。点検している人はゴチャ混ぜ改造。

<簡易データ>
生産時期: 1939〜42
最高速度: 40km
乗員: 2名
武装: 九四式37mm戦車砲×1