STURER EMIL
個人的感想 キット付属品
組易さ
完成度
総合
100点
80点
85点
フィギュア:無し
履帯:ベルト式ポリ製



トランペッター 00350 「シュトゥーレ エミール」

独ソ戦開始直前、要塞やトーチカを破壊する目的で「ディッカーマックス」という自走砲が試作され、ほぼ同時期に対戦車戦闘を目的とした自走砲として本車が試作されます。ベースとなったのは予てよりヘンシェル社が開発し、お蔵入りとなっていた車体で、後に登場するティーガーTの元祖とも言えるもの。
完成した2輌は41年夏の東部戦線に投入され、43年末までかなりの戦績を残したようです。

<キット内容>
「同社に一体何が起こったのか?」と思わせるような出来です(笑)
パーツの合い具合、徹底した考察等、業界水準でも高い完成度。
履帯もポリ製ながら、同社なりに「こだわりぬいた」感じが読み取れます。
装備品も従来と比べると最高の出来ではないでしょうか?(同社比)
各パーツの合い具合も素晴らしく、この点ではドラゴンを上回っています。
しかも、最近の模型相場からはかなりの低価格でこの内容。
今後もこのクオリティーをキープできれば「タミヤ危うし」の予感。
過去の同社キットとは比にならない文句無しの逸品です。

<簡易データ>
生産時期:1942年 生産総数:2輌
最高速度:25km
乗員:5名
武装:61口径128mm砲×1