Renault R35
個人的感想 キット付属品
組易さ
完成度
総合
65点
65点
65点
フィギュア:4体
履帯:ベルト式ポリ製
対戦車砲セット

エレール 「ルノー R35」

戦間期に「ホチキス社」と競合して開発され、歩兵支援用の軽戦車として採用。
外観は「ホチキス」と似ており、砲塔はホチキス軽戦車と同じAPX-Rというタイプが搭載されています。
性能、数とも当時のドイツ軍と対等に渡り合えたはずのこれらフランス戦車も、指揮系統の乱れや防御に徹した分散配備など戦術上のミスが重なり、ほとんど活躍すること無く敗戦を迎えています。

<キット内容>
個人的に全体のバランスはホチキスよりもカッコイイと思っています。
今キットには「25mm対戦車砲とそのクルー3体のフィギュア」が付くなど
ただでさえレアなフランス軍アイテムに更に付加価値が付いています!
(今後、単体で制作する予定です)

しかしながら、フランス戦車の決定版と言えばタミヤの「B1」くらいのもので
新旧問わず制作にはそれなりの心構えが必要かと思われます。
「どうしても今すぐ作りたい!」という場合を除き「今後に期待しましょう」としか
言いようがありません。

<問題点>
キットは砲塔の寸法的な形状が違うと思うので、他社の「ホチキス軽戦車」などから移植するのもイイと思います。
転輪や排気管、OVMなど、細かいところは努力が必要。
誘導輪の位置は資料写真を見ながら位置を決めた方がイイです。
(今作では車軸を短縮加工しています)

<追加製作> 製作記録
モデルカステン「SK-39」使用。 
細部はほとんど自力でディテールUP。 (至らぬ点は沢山あります。)

<簡易データ>
生産時期:1935年〜40  生産総数:1611輌
最高速度:20km
乗員:2名
武装:21口径37mm砲×1、7.5mm機銃×1