HOTCHKISS H38
個人的感想 キット付属品
組易さ
完成度
総合
65点
65点
70点
フィギュア:無し
履帯:ベルト式ポリ製

トランペッター 「ホチキス H38」

戦間期に「ルノー社」と競合して開発された軽戦車で、外観は「ルノーR35」と似ており、ルノーは歩兵科、ホチキスは騎兵科がそれぞれ採用しています。
初作「H35」のエンジン出力を強化したのが本車で、エンジンデッキの傾斜角度で見分けがつきます。更に武装強化で長砲身を搭載した「H39」もありますが、特に目新しい進化も無いまま対独戦に投入されています。

<キット内容>
フランス戦車独特の形状とFT戦車でお馴染みの「シッポ」に魅かれて製作したのですが、肝心のシッポはパーツの足らずがあり、非常に惜しいところです。
全体の出来具合も最近のキットとしてはイマイチ中途半端。
日本では「ピットロード」のパッケージでも発売されています。

<問題点>
大問題は付属のベルト式履帯で、どう誤魔化しても長い・・・
履板を3ピースほど切って誘導輪の位置もずらしてなんとか形になりました。
その他、OVM類や足回りのバランスはまだまだ改良の余地アリ。

<簡易データ>
生産時期:1938〜 生産総数:1.080輌
最高速度:37km
乗員:2名
武装:21口径37mm砲×1、7.5mm機銃×1