T-24
個人的感想 キット付属品
組易さ
完成度
総合
60点
60点
60点
フィギュア:無し
履帯:連結接着式
P.E

ホビーボス 82493 「T-24中戦車」

戦間期、世界中が戦車研究を進める中、ソ連版「ルノーFT」である「T-18」の後継として開発された本車ではあるが、機械的信頼の低さとクリスティ式「BT戦車」の採用が決定されたため、僅か25輌の生産で打ち切られ、訓練用として使用されますが実戦には参加しなかったようです。
しかし、そのシャーシは砲兵用の牽引トラクターとして採用され、冬戦争など実戦に投入されています。


<キット内容>
余程この戦車が好きかコレクション目的でない限りオススメできません。

本来必要のない部分まで細かいエッチングで分割し、箱組みを多用した車体パーツは精度がイマイチで隙間埋めに追われるのは勿論、尾橇パーツは片面しかモールドがない等、近年のプラモデルとしては落第点です。

主砲防盾は、本来、内装式ですが、キットでは外側からベタッと接着して終わり。
また、履帯と機動輪の相性は最悪で、センターガイドを加工しない限りまともにハメ込むことも出来ません。

<感想>
他人に見せないなら比較的簡単なキットだと思います。

<追加製作>  制作記録(準備中)
機銃口、照準口をピンバイスで開口。
尾橇のモールドをデッチアップ。
消音機の支持金具をデッチアップ。
機動輪に当たる部分の履帯センターガイドを加工。

<簡易データ>
生産時期:1931年  
総生産数:25輌
最高速度:25km
乗員:5名
武装:45mm砲×1  DT機銃×4