T-34/85
個人的感想 キット付属品
組易さ
完成度
総合
80点
90点
90点
フィギュア:無し
履帯:連結接着式
他:P.E、クリアパーツ、
アルミ砲身

ドラゴン 6319 「T-34/85 1944型」

ドイツ戦車に対して圧倒的有利だったT34/76ですが、1943年1月、ティーガーTの登場により形勢が逆転、今度はソ連側がティーガーを撃破できる戦車の開発に追われることになります。そこで85mm砲を搭載した新型戦車「IS-1」が生産されることとなり「ついでにこの85mm砲をT34にも積んでしまおう!」的な発想で、新たに設計された大型砲塔に85mm砲を装備したのが本車。
大戦末期、撤退戦を繰り返すドイツ軍を圧倒的な数で追撃し、多くがベルリンにも突入しています。
先行生産型の1943型と、1944型で砲塔のデザインが異なるようです。

<キット内容>
過去に作った同社のT34/76の「ココがエッチングパーツ(以下P.E)やったらええのになぁ」の部分が見事にP.E化されていて好印象。もちろんプラパーツもあるのでP.Eが苦手な人も大丈夫。(一部再現できない部分あり) 
ただし、予備燃料タンクの固定具や車載道具の「のこぎり」なんかは、加工の手間と出来上がりを見ると、むしろプラパーツのままの方がイイような感じもします。

<追加製作> 
予備燃料タンクの溶接痕を伸ばしランナーで追加。
鏡音リン&レンのフィギュアをフルスクラッチ。(爆)

<なぜ、鏡音リン&レンなのか?>
某動画サイトで、ティーガーTに乗った初音ミクのCG動画を見て、
「よし!コレ作るぞ!」と考えたはイイものの、ティーガーTでは既に「豚のカリウス」を作っていた事と、動画内でミクが搭乗しているのは初期型で、適当なキットが見当たらない事から「ならば何かとライバル視されるリンレンをT34に乗せよう!」という単純な発想でこのような暴挙に出たワケであります。

<簡易データ>
生産時期:1944〜45  総生産数:23.214輌
最高速度:55km
乗員:5名
武装:54.6口径85mm砲×1、7.62mm機銃×2