九四式軽装甲車[改修型]
個人的感想 キット付属品
組易さ
完成度
総合
80点
90点
90点
フィギュア:無し
履帯:ベルト式プラ製
エッチングパーツ

ファインモールド FM19 「九四式軽装甲車 後期改修型」

本来の任務を「前線への物資運搬」として開発された本車は、名称は装甲車でも実際の運用は海外で言うところの「豆タンク」で、事実、多くが直接戦闘に参加しています。
本車は「前期型」が中国戦線で大活躍した事を踏まえ、車体の安定性と火力強化を目指す為、誘導輪を大型化し接地面を広く取っています。この改修の結果は良好だったようで、後継車である「九七式テケ」の設計に大きな影響を与えています。

<キット内容>
箱を開けるとビックリするくらい小さいキット。(実車が小さいから仕方ない)
しかし出来の方は「さすが!」と納得できるもので、日本車らしい軽そうな風貌に哀愁を感じずにはいられません。
マフラーカバー、フェンダー支持架、ナンバープレートがエッチングになっているので、結構細かい作業も多いです。
このような小型車両をここまで再現したキットは、他に類を見ません。

<追加製作>
照明レンズを透明プラバンで自作。 ジャッキの固定ベルト追加。
フェンダー上のヘルメットはタミヤキットより流用。
フィギュアはファインM「九七式テケ」付属のものを小改造。
モデルカステンのキャタピラ使用。 ・・・etc

<簡易データ>
最高速度: 40km
乗員: 2名
武装: 九四式7.7mm機銃×1