TACAM-R2 | |||||||||
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CMK 「タカム R2」 1944年夏、残存する「vz.35(R2戦車)」の車体をベースに、鹵獲したソ連製76.2ミリ砲を乗せたルーマニア軍オリジナルの対戦車自走砲で、同年、連合軍に降伏したルーマニアは本車をドイツ軍に向けて使用しています。 また、ソ連のT-60をベースにした「タカムT-60」と言うのもあり、少数が生産されたようです。 <キット内容> 車体パーツは同社発売の「35(t)」のままなので、オープントップにするための切り抜き加工が必要で、プラモ初心者の方にはオススメ出来ません。 (それなりの道具も必要になります) 主砲や防盾にはエッチングパーツが付属しており、砲尾や砲弾ラックも良い雰囲気です。しかし、車体内部は全くの空っぽなので、同社発売の35(t)用レジンパーツを使用するか、自作でカバーするしかありません。 また、塗装に関しても疑問が多く今回は指示通りに塗装しましたが、これは戦後、展示用に再塗装されたものなので詳細は不明です。 常識的に考えれば戦闘室内部は外装と同じ色だと思われます。 <追加製作> 肝心の内装はカラッポのままなので今回は悩んだ末、マケット製「38(t)」のジャンクパーツから強引にインテリアを移植。遵いまして車体内部は全くの自家製アレンジです。間違っても参考にはなりませんのでご注意下さい。 <備考> 塗装に関しても箱絵と想像によるもので当てになりません(爆) 付属キャタピラは、ヒドい出来なのでモデルカステン「SK-42」に変更。 戦闘室周囲の青いラインのデカールは付属しないので、マスキングして吹きつけていますが、戦時中のマーキングかどうかは疑問が残ります。 <簡易データ> 生産時期:1944 生産総数:20輌 最高速度:35km 乗員:? 武装:76.2mm砲×1、7.92mm機銃×1 |
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