三式砲戦車[ホニV] | |||||||||
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ファインモールド FM20 「三式砲戦車 ホニV」 陸軍初の密閉型戦闘室を持つ砲戦車。(初と言うか唯一) 「一式ホニ」と同様に「九七式チハ」の車体を流用しており、戦闘室を全面密閉する事で防御面の向上が図られています。 主砲は「三式チヌ」と同様の三式75mm砲で、威力は「一式ホニ」と同等。 もともと野砲だったものをそのまま搭載しているので、狭い戦闘室内で「照準手、装填手、射撃手」の3人で砲を操作したそうです。 また、射撃時には発射ガスの充満を防ぐため、戦闘室のハッチ類はほとんど解放されていたようです。 米軍戦車に対してそれなりの戦果が期待されていましたが、実戦には参加できずに終戦を迎えています。 <キット内容> 車体は同社発売の「新砲塔チハ」とほぼ同じですが、細部の違いはしっかりと考察されています。 ハッチの内側は「それなり」に再現されていますが、そのまま使用するのは寂しいかもしれません。 内部に至ってはハッキリとした資料が乏しい為か、主砲以外は何も無しです。 扉を閉じて内部さえ見せなければ、素晴らしいキットです。 <追加製作> 改造フィギュア4体追加。 ハッチの内側は資料写真と説明書のイラストを参考に想像で再現。 防弾ガラスはキットに付属の不要パーツを改造して追加。 etc... キャタはフリウルのATL-70を使用。 <簡易データ> 生産時期:1944〜 生産総数:90輌 (諸説あり) 最高速度:38km (チハ車からの推定) 乗員:5名 武装:三式75mm砲×1 |
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